電動自転車に乗った場合の消費カロリー目安 ダイエットに使えるか? - 電動自転車のレンタル
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電動自転車に乗った場合の消費カロリー目安 ダイエットに使えるか?

電動自転車に乗った場合の消費カロリー目安 ダイエットに使えるか?

電動自転車のカロリーは1時間の走行で200kcal

自転車に乗ることは、ウォーキングやジョギングと同じく有酸素運動に該当します。有酸素運動は、心肺機能を向上させ、脂肪を効率的に燃焼させる効果があるため、ダイエットや健康促進に役立つと言われています。

電動アシスト自転車で体重70kgの人が時速15kmで1時間走行すると、200キロカロリー程度を消費するとされています(※個人差や条件によって幅があるため、目安です)。運動での消費カロリーをあらわす「メッツ」という単位でいうと、安静にしている状態を1メッツとしたとき、電動アシスト自転車での走行は3メッツ程度といわれます。

通常の自転車の場合は、4メッツ以上。電動アシスト自転車の場合は、モーターが漕ぐ力を補助してくれるため、体への負荷が軽減され、消費カロリーは通常の自転車よりも少なくなる傾向があります。その意味では、通常の自転車と比べると、電動アシスト自転車はダイエット効果は劣ると言えます。それでも、ペダルを漕ぎ続けることでカロリーは消費され、日常的な運動習慣として活用できるのが大きな魅力です。

電動アシスト自転車は特に、通勤や通学などの移動手段として利用しやすく、これらの移動時間をダイエットや健康づくりに活かせるというメリットがあります。

ジムに通う、ジョギングをするなど、通常の運動時間を確保するのが難しい人でも、毎日の移動を運動の一環とすることで、無理なくカロリーを消費できます。また、日々の積み重ねが長期的な健康改善や体重管理に大きな効果をもたらします。

電動自転車を漕ぐと筋肉を鍛える効果も

自転車を漕ぐ動作では、主に下半身の筋肉を使います。特に太ももやふくらはぎ、お尻回りの筋肉が鍛えられます。これらの筋肉は体全体の筋肉の約7割を占めるため、これらを動かすことで全身の代謝が活性化し、健康的な体づくりに貢献します。

さらに、ペダルを漕ぐ動きだけでなく、ハンドルを支えたり、バランスを取ったりすることで、腕や背中などの上半身の筋肉も自然と鍛えられます。特に、上半身と下半身をつなぐ腸腰筋と呼ばれるインナーマッスルも強化されるため、基礎代謝が向上し、脂肪の燃焼効果が期待できます。

走行距離が短い場合、カロリー消費量を高める工夫を

電動アシスト自転車を活用したダイエットは、工夫次第でさらに効果を高めることができます。通勤・通学に自転車を利用しているが、そもそも距離が短いという場合、以下のような方法で負荷を調整し、消費カロリーを増やすことが可能です。

坂道を選ぶ

坂道ではアシスト機能が働きますが、それでもペダルを漕ぐ力が必要となるため、平坦な道よりもカロリーを多く消費できます。日常のルートに坂道を積極的に取り入れてみましょう。

遠回りをする

少し時間に余裕がある場合は、通常のルートよりも遠回りを選び、走行時間を延ばしてみてください。移動時間が長くなるほど消費カロリーも増加します。

アシストレベルを低く設定する

電動アシスト自転車のアシストレベルを低めに設定すると、自分の力で漕ぐ割合が増え、運動量が増加します。急な坂道や疲労時を除き、アシストレベルを低めに調整することで、ダイエット効果を高めることができます。

電動自転車に乗った場合の消費カロリー目安 ダイエットに使えるか?

電動アシスト自転車を活用して、ダイエットに役立てよう

電動アシスト自転車は、通常の自転車よりも楽に漕げるため、消費カロリーはやや少なくなりますが、それでも十分な運動効果があります。下半身を中心に全身の筋肉を鍛え、基礎代謝を向上させることで、健康的な体づくりやダイエットに役立てることができます。

さらに、坂道を選んだり、アシストレベルを調整したりすることで、カロリー消費量を高める工夫が可能です。通勤や通学などの日常生活に組み込むことで、効率的に運動習慣を取り入れることができるでしょう。