電動自転車を雨ざらしにするリスクと対策 - 電動自転車のレンタル
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電動自転車を雨ざらしにするリスクと対策


電動自転車は便利ですが、屋外に転倒したまま放置、雨ざらしすると故障の原因になることがあります。
とくにバッテリーやモーター部分は精密機械なので、水分の影響を受けやすく、最悪の場合、使用できなくなることもあります。
今回は、電動自転車を転倒されたり長期間、雨ざらしにするリスク、悪影響を防ぐための対策についてご紹介します。

電動自転車を雨ざらしにするリスクとは?

電動自転車は通常の雨なら生活防水の基準を満たしているため問題ありません。しかし、長期間、屋外に放置し、雨ざらしにすると次のようなリスクがあります。

1. バッテリーの劣化・故障

電動自転車の心臓部ともいえるバッテリーは、水分や湿気に弱いです。
雨が直接バッテリーにかかると、内部に水が入り込んで故障する恐れがあります。また、湿気がこもることで内部の金属部分が錆びたり、接触不良を起こしたりすることもあります。

さらに、バッテリー内部に水分が入り込むとショートする可能性があり、最悪の場合は発火する危険もあります。

    バッテリーの対策

  • 雨の日は、バッテリーを取り外して乾燥させる。
  • バッテリーの接続部分が濡れないようにする。
  • 接続部が水に濡れた場合は、しっかり拭き取る。

2. モーターや電気配線の故障

電動自転車にはモーターやセンサー、電気配線が組み込まれています。通常、そこまで内部に水が入り込むということはありませんので、雨に濡れた程度では心配する必要がないのですが、車体が完全に水没するような状況ではその限りではありません。

災害級の大雨でなければ、そこまでの心配は無用ですが、自転車の保管場所が屋外の場合、そうしたリスクも、気に留めておきましょう。

    モーターの対策

  • 保管場所が水没しないか注意する

3. フレームや金属パーツのサビ

電動自転車のフレームやチェーン、ネジ部分などの金属パーツは、水分や湿気にさらされると錆びやすくなります。
特に、チェーンやギア部分が錆びると、ペダルが重くなったり、変速がうまくできなくなったりするため注意が必要です。

    サビ対策

  • 雨の日の後は、しっかり水分を拭き取る。
  • チェーンやギアには防錆スプレーを使う。

まとめ

今回は、電動自転車を転倒されたり長期間、雨ざらしにするリスク、悪影響を防ぐための対策についてご紹介しました。電動自転車は、決して安い買い物ではないので、適切な保管とメンテナンスを心がけて、長く快適に乗れるようにしましょう!