今、都市部を中心に急速に広がっているシェアサイクル。今回は、シェアサイクルとは何か、メリットやデメリットを解説します。
シェアサイクルとは、スマホアプリで簡単に自転車を借りて、好きな場所で返却できる新しい移動手段のこと。都市部では駅周辺や観光地、住宅地にもステーション(ポート)が多く設置されており、気軽に利用できます。
電動アシスト付きの自転車も多く、坂道や長距離も楽々移動できるのが魅力です。
ここではシェアサイクルのメリットをご紹介します。
シェアサイクルはスマホアプリだけで完結。会員登録から貸出・返却まで、すべて非対面でスムーズです。思い立ったらすぐに使えるのが魅力。
マイ自転車のように本体を買う必要がないため、初期投資がゼロ。ちょっとだけ使いたい人にも最適です。
バスや車が渋滞している時間帯でも、自転車ならスイスイ移動できます。電車に乗るほどではない距離の移動にも便利。
通勤・通学で使えば、自然と運動習慣がつくというメリットも。電動アシスト付きなら、無理なく続けられます。
しかし、毎日のように使っていると、いくつかの不満や不便さが見えてきます。
返却しようと思っても、近くのポートが満車で返却できないという事態がよく発生。時間に追われていると大きなストレスに。
「アプリ起動→車体番号確認→QR読み込み→解錠」という流れは、一度ならいいですが毎日だと手間になります。
上記のようなデメリットを踏まえると、毎日シェアサイクルを使うくらいなら、電動自転車を月額でレンタルした方が快適で経済的です。
また、今後、長く利用する場合は、やはり購入したほうがトータルではトクになります。
自身の利用頻度や利用期間を見極めて、適した利用スタイルを検討してみてください。
[自転車マメ知識] 2025年4月7日